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自然のちから本舗

ストレスと健康

ストレスと健康

病気の原因とストレスの関係!

多くの場合、現在の病気・痛みは、自分でつくっています。
生き方・姿勢、食生活・生活慣習、どこに問題があるのでしょうか。


名医と言われる「お医者さん」でさえ、こう言います。

病気の回復には、「最終的には本人の意思・気力がものをいう」と。
だとすれば、私たちは自分の中に持っている治癒力に、
もっと目を向けるべきでしょう。

遺伝子工学の権威者、筑波大学名誉教授の「村上和雄」先生は、
科学の最先端から見た遺伝子の働きについて述べています。

それは「心で何をどう考えるかが遺伝子の働きに影響を及ぼし、
病気になったり、健康になったりする」、
「プラス発想すれば、遺伝子が目覚める」と述べられています。

この頃、医学の世界でも、心と体のつながりを
認めるようになりました。
「心と体は全く関係がない」等と言うようなお医者さんは、
さすがにいなくなりました。
心と体には、ふか~い関係があるのです。

例えば、思いっきり笑った後で免疫力を調べると、
「免疫力の働きが高まっている」という研究報告があります。

また、リウマチの人が落語を聞いて大笑いすると、

「痛みが楽になる」など、「どんな痛み止めよりも効果があった」
という研究報告もあります。

落語

逆に、人が緊張したり、強い不安に襲われたとき、
顔が「青ざめ」たりします。

これは緊張すると、脳の中から有害な物質が出で、血管を収縮させて、

血液の流れを一時的に止めてしまうからです。

このように、人間の「思い・感情」は、体に伝わって

生理学的な反応を引き起すことになります。
怒ると血圧が上がるのは、典型的な例です。

また、何かに深く悩んだりして、それが長く続くと、
胃潰瘍になったりします。
極端な場合、胃に穴があく人もいます。

精神的ショックが大きいと、一晩で、
髪の毛が「まっ白」になる人もいます。

人間の精神状態は、これほどまでに、

細胞の遺伝子に「ダメージ」を与えてしまいます。

ということは、人は精神状態によって、「病状を抑えたり」、
逆に「病気を引き起こしたり」することになる。
考えてみれば、これは大変なことです。

病気を撃退、ナチュラルキラー細胞の活性化! 

私たちの体には、免疫機能が備わっており、
細菌やウィルスなどの病原体が体に入ってくると、
これを撃退しようとします。
(この機能がうまく働かないと、人は生きていけません)。

この免疫システムの主役が「リンパ球」と呼ばれるものです。
このリンパ球の中で、体の中を回って異物を見つけて、
病原体を撃退する「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)
というのがあります。

NK細胞

「NK細胞」の役割は、特に重要で、例えば、
癌細胞やウィルスに感染した細胞を撃退したりします。

NK細胞の働きが低い人は、癌やウィルス感染にかかりやすく、
逆に、NK細胞の働きが高い人は病気にかかりにくく、
回復力も早いと言われる。

また、NK細胞の活性は、歳を取ると下がりやすく、
また昼より、夜寝ているときが低いと言われる。

NK細胞が強く影響を受けるのが「ストレス」です。

ストレスが加わると、この細胞の活性が低下することが
確かめられている。

例えば、ラットの動物実験で、
「子育て」をしている母親から子供を取りあげると、
母親のNK細胞の働きは見事に下がるそうです。

また、病気のラットがそばにいると、
それを見たラットのNK細胞の働きが下がると言われる。

人間の場合も同じです。
悲しいこと、辛いこと、心配事があると、
やはり同じようなことが起きてきます。

例えば、癌で夫を亡くした10人の婦人と、
夫が健康な婦人を比較検討すると、
夫を亡 くした人の方がNK細胞活性が低下しているという
実証データがある。

このように、NK細胞の働きは、ストレスに影響を受けてしまう。
NK細胞の働きが低下すれば、当然のように、
免疫力も低下することになり、病気になったり、
回復力も低下します。
ストレスで、免疫機能が低下するという実例です。

ストレスを解消するにはどうしたらよいでしょうか?

おもしろい実験があります。

カラオケ

カラオケの好きな人と嫌いな人を集めて、
カラオケの前後にNK細胞活性を測ると、
カラオケが好きな人は、歌った後にNK細胞活性が増加し、
嫌いな人は下がったというデータです(星恵子:ストレスと免疫)。

歌うことが好きな人と、嫌いな人では、
同じカラオケでもストレスのかかり方が
違うことを意味します。

それゆえ、運動が好きな人は運動をし、
映画や音楽鑑賞が好きな人はその趣味をを生かしていく、
それがストレスを発散させることになり、
病気になりにくいということになります。

思いっきり笑ったり、落語を聞いた後で免疫力を調べると、
「免疫力の働きが高まっている」という研究報告がありますが、
健康、病気回復を願うならば、”くよくよせずに、笑って過す”、
そのようにして、日常生活を過すことが大切です。
そうすることで、細胞も活性化し、免疫力も高まってきます。。

「森林浴」をすると、「抗がん能力」が上がるという研究報告もある。

『農林総合研究所』(農林水産省系の独立行政法人)が、
日本医科大学の公衆衛生学教室に委託した研究成果である。

散歩

東京都内の企業に勤める男性会社員で、
ストレスにさらされている人を対象に、
三日間、ブナ林とスギ林に囲まれた遊歩道を、
2時間ずつ散策した結果である。

二日目と三日目に血液検査をし、
ふだんの状態と比べたところ、
がん細胞を破壊するNK細胞の元気度を示す「NK活性」が
二日目で26.5%、三日目で52.6%上がり、
また血中のNK細胞の数や、NK細胞が出す
「抗がんたんぱく質」も増えていたと言う。

NK細胞の機能が高まれば、抗がん能力は高まると考えられ、
樹木が発散する「フィトンチッド」が緊張を和らげ、
NK細胞の働きを抑えるストレスを低下させたと判断し、
これは森林浴による効果と考えられている。

「NK細胞」(ナチュラルキラー細胞)が癌細胞を攻撃し
破壊した顕微鏡写真

画像の説明

病気の原因とストレス  

近年、病気の原因を「ストレス説」(免疫力)に
求める説が台頭してきました(安保-福田理論)。

その代表者は、『免疫療法』で有名な新潟大学教授の「安保徹」氏です。
癌や内臓疾患、自律神経失調症など、多くの病気は
ストレスが引き金となっているといわれます。

生きがいが病気を治す

ポジティブな心のあり方が免疫力を高め、
病気を快癒に向かわせることは、
医学的にも実証されつつあります。

例えば、山登りなどでガン患者に生きがいを持たせ、
「免疫力」を高める療法を行っている「お医者さん」もいます。
(「生きがい療法」)

感情的、心理的、身体的なストレスは、病気と大きな関係がある。

ストレス状態が長く続くと、
自律神経の副交感神経の働きが抑えられて、
バランスが乱れてしまいます。

その結果、血流が悪くなり、免疫力は弱まり、
さまざまな体調不良を引き起すことになる。
わざわざ病気になる人はいませんが、
ストレスは「無意識」のうちに病気を作り、
病気にエネルギーを与えていることになります。

例えば、ガンの発生には様々な要因がからんでいますが、
ガン遺伝物質といった要因だけではなく、
ストレス等の精神的な要因も大きく作用していると言われます。

精神的な打撃が、体で受け止められる以上に
大きかったり、長かったりすれば、
生理機能が正常に働かなくなり、
体のバランスが崩れ、病気を起こしやすい状態を
作ってしまいます。

そして、免疫力・抵抗力が低下した体に、
病原体が入ってくると、病気になってしまいます。

逆に、イキイキと楽しく生活していると、
体内から「快楽ホルモン」の一種が分泌されます。
これは気分を楽しくリラックスさせてくれるもので、
細胞が活性化し、それによって免疫力も高まります。

この免疫力は、「ガン細胞」さえ退治するほどのものですから、
細胞を活性化させるくらいは、わけありません。

心がワクワクすると、脳の視床下部という部分を刺激し、
この視床下部から出ているのが「性腺刺激ホルモン」です。

「若返り」特効薬として注目されている「DHEA」は、
この性腺刺激ホルモンの働きで、作られるとも言われています。

明るくイキイキしていると、血のめぐりもよくなり、
一つひとつの細胞にちゃんと栄養が行き渡るから、
病気になりにくく、心身ともに若さが保たれる事になる。

恋をすると、女性は美しくなるのは、このためでしょう。

心の葛藤や苦しみ、心にため込んだ憎しみ、怒り、
批判などの「ネガティブなエネルギー」、
それが積み重なってくると、
マイナスエネルギーが体に蓄積していきます。

やがては、それが細胞レベルで自分の体を攻撃し、
体の不調となって現れてきます。

そのような見えないものが重なり積もって、
体が耐えきれなくなったとき警鐘を鳴らします。
それが「病気」だと言えるでしょう。

「気」の世界では、過度のストレスは、
肝臓や腎臓に障害を起こし、
特に、怒りは体内で毒素を作って肝臓に害を与え、
「恐怖」は腎臓に、「悲しみ」は肺に害を与えると言われます。

逆に、精神状態が安定がしている人は、
気の流れもよく、体も健康体となる。
ですから、気持ちを楽にして、心に余裕を持つことが大切です。

このように##、私たちの「心のあり方」が
体に影響を与えてしまいます。##

だからこそふだんの「心の管理」が大切になってきます。
イライラ感、怒り・ねたみ・憎しみ、
心が落ち込んだときは要注意です。

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