育成光線
育成光線
太陽光線には、放射線、紫外線、赤外線、マイクロ波など
様々な波長があり、波長によって性質が異なり、
遠赤外線は温める効果に優れているため
様々な分野で利用されています。
遠赤外線の温め効果のしくみは、
遠赤外線の振動周波数が、人をはじめ食品、プラスチック、
繊維などの分子の振動と合うため、
物質に照射された遠赤外線が共鳴吸収され、
形成する分子の振動を活発にして温度が上がるのです。
「育成光線」ってあまり聞き慣れない名前ですが、
遠赤外線の中でも特に身体に良いと言われているのが、
4~14ミクロンの育成光線で吸収光線とも呼ばれています。
育成光線は、太陽光線の中で人間の体に最も効果的に
作用する自然のエネルギーであり、
生体の代謝、成長、育成に不可欠な波長といわれる
エネルギーが集中している光線です。
地球上の物質は、すべて遠赤外線を発しており、
人体からも遠赤外線を発しています。
遠赤外線は、生物に吸収されやすく、
人体から発している遠赤外線の波長と
太陽光線の遠赤外線の波長が重なるときに、
体内で波長が共鳴し、
皮膚の表面から吸収されて
熱に変わり、その熱が血液などによって体の内部に
伝わり体を芯から温めます。
日光浴で体が芯から温まる感じがするのも
遠赤外線(育成光線)の作用によるものです。
子どもの頃、お腹が痛い時にお母さんにお腹をさすって
もらった経験があると思いますが、
お母さんにお腹をさすってもらうと
痛みが和らぐ感じがしませんでしたか?
それは、お母さんの手から発している遠赤外線が
吸収され自ら発している遠赤外線と共鳴し、
遠赤外線の持つエネルギーが熱に変わって、
体を内部から温めるため、痛みが緩和されるのです。